4/27(wed) 目標を変更!?

 

  ネルソン・ランジェル


 月曜日ライブしたばかりのMONDへ鈴北健バンドのライブへ。
 リーダー鈴木ひろゆきさんの骨太なベースを中心とし、ますますバンドとして一体化した勢いというものを感じました。ドラムは入らないのかな?
 今日はよく知ってる常連の北沢ファンにMONDで僕のライブにも来てね、て宣伝しようと思っていましたが、タイミング失いました。。

 僕は、サンボーンの《エアメールスペシャル》、トム・スコットの《エアジン》、マイケル・ブレッカーの《インヴィテイション》、クリス・ハンターの《コンファメイション》などを聴いてきて、フュージョン風のジャズサックスに憧れているフシがあり、そんなプレイを目指しています。
 で、フルートに関してはというと2、3年前まではサム・モスト、ハービー・マン、ジョー・ファレル、ヒューバート・ロウズ、エリック・ドルフィー、小宅珠美さん、赤城りえさん、井上信平さん、中川昌三さんなどを好んで聴いてはいたものの自分がやりたいプレイとは微妙に違って、ゴツゴツした感触の音でウネウネ感があり、曲想によって憑かれたようにファナティックに燃え上がるというのを理想としていました。
 でも去年、直さんがそんな僕の理想型を達成してしまっているとわかり、今日なんかぶっ速い曲のテクも見せられてまいったなこりゃって感じ。自己のサウンドを追求しようとすると、超身近な人の真似になるという変な状態。。

 そんなこともあって、実は最近もう一つ持ってる理想を追いかけ始めてます。目標はまったく身近ではないネルソン・ランジェル
 この人はGRP系の「ど」フュージョンサックスプレイヤーだけどフルートがすごく上手くて、ゴールウェイ風のクラシックサウンドでありながら以前東京で聴いた《ドナ・リー》なんかすごく共感できました。
 実際、今クラシックにも取り組んでいる影響で、お綺麗な音出す快感に負けてフィーリングを殺している部分もあるので、クラシック風ツルツル音を活かした彼のプレイを手本にこれからは発進です。


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